2010年1月10日日曜日

ペルー-ピウラ~ワラス

今回は、ペルー国境の町、ピウラをちょこっとと、ワラスまでの道のりです。

夜にエクアドルからペルー入りし、わけもわからぬままターミナル近くの宿に泊まりました。

名前はHostal San Juan。一泊30ソル(約10ドル)。ちょっと高かったけど、宿探すのも怖かったのでそのまま泊まりました。シャワー、トイレ、テレビ付の、さすが10ドルって感じの宿でした。フロントのお姉さんもいい感じの人。

朝起きて、まずトルヒーヨ行きのバス探し。フロントのお姉さんに会社と、オフィスの場所を教えてもらって、無事チケット購入。27ソル(9ドル)。 昼過ぎ出発にしたので、ちかくのメルカド(市場)をぷらぷらして、食事してターミナルへ。

フロントのお姉さんが、私が日本人だって言うと、「日本語で私の名前書いて」とお願いされました。すると弟らしき人もやってきて、結局家族10人分くらいの名前を書きました(笑)海外で、その人の名前をカタカナで書いてあげると、かなりの高確率で喜ばれます。

以下ピウラの町並み。セントロはもう少し遠いころにあるみたい。
エクアドルとペルーじゃ、町の雰囲気がぜんぜん違うなあって感じた。町がより活気に満ち溢れる分、より汚く、臭くなる気がする。。そういうところも好きだけどね。






そしてトルヒーヨ行きのバスを待っていると、ヨーロッパ系の青年に話しかけられました。
彼の名前はトミーと言って、ドイツ人。一年間、首都のリマでボランティアをしていて、少しペルーを旅行してドイツに帰るとのこと。

南米は欧米人の旅行者多いけど、彼らはスペイン語を話せないことが多いです。特にイギリス人とフランス人(フランス人は南米どこに行ってもいる)。でも少なくとも、私が出会った中では、ドイツ人は非常に優秀な方が多い気がします。英語はもちろん、スペイン語もある程度は勉強してきてます。
トミーも例に漏れず、一年間いただけあってスペイン語ぺらぺらでした。

私はトルヒーヨはスルーして、もっと南のワラスと言う町に行く予定だと言うと、トミーは

「僕も一緒にワラス行くよ!」

と言い出し、なんと一緒にワラスへ行くことに。旅をしてると不思議な出会いがあるもんです。

以下ピウラ~トルヒーヨ間の風景。



たくさんのプエブロ(集落)がありました。たぶんスラムなのかな。<







たぶんチクライヨのキリスト像。意外と小さな町でした。この近辺は、最近日本でも展示会が開かれた、シカン文化の遺跡がある町です。トルヒーヨかチクライヨどっちだったかは忘れました。チクライヨは確か温泉が出ます。ペルーは意外と温泉出る国なんだよね。



エクアドルに比べると、いくらか標高が低いらしく、少し蒸し暑い感じがしました。ワラス行くとまた高くなるけどね。






そして夜にトルヒーヨに到着し、息つく暇もなく、ワラスへ。ただ到着したターミナルと、ワラス行きのバスがあるターミナルまで結構離れてて、タクシーで行きました。

よく言われるけど、南米でタクシー使う場合は、必ず現地の人に相場を聞いてから乗ったほうがいいです。外国人に対しては普通に倍くらいふっかけてくるんで。相場知ってれば言い返せるしね。

ピウラ~トルヒーヨは約5時間(27ソル、9ドル)、トルヒーヨ~ワラスは約9時間(45ソル、15ドル、)でした。ワラスまではセミカマ(座席が少し倒れる)かつちょっといいバス会社を使ったので、高かったです。


ペルーの主要バス会社はいくつかありますが、最大手のCruz del Surはクソ高いのでよほど余裕がある旅をしている場合でなければ使わないほうがいいでしょう。ただ、安い会社は安全の面で問題があります。バスが故障したり、盗まれたりなどなど。私も何度かひどい目にあいました。

私的オススメはMobil社です。これはサービスばっちりのわりに値段も安く、お手ごろで快適な旅が楽しめます。あとは、現地の人にどの会社がいいか聞くのが一番確実で安全だと思います。


そして早朝、ワラスに到着しました!バスを降りると、ペルー最高峰ワスカラン山が迎えてくれました!!


しかし標高3000mのワラスの朝は極寒!とりあえず、ターミナルで出会った、スペイン人とオーストリア人のカップルと共に、まずは宿を探すことに。このとき、トミーは半ズボン、私はビーサン。寒かった。。。

ロンプラや客引きを頼りに、いくつか宿を探し、Hostal nana(表記できないけど、ニャニャと読みます)に決定。スペイン人カップルは結局別の宿に行っちゃった。ドミが嫌だった見たい(笑)詳しい宿情報は次回に。

次回はワラス第一の見所、チャビン・デ・ワンタル遺跡からです。

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