夜は特にすることもないので、これから二週間、バンバン更新していこうと思います。
今回は、エクアドルとペルーの国境越えの風景です。
クエンカを早朝に出発し、まずロハという町に到着しました。ここまで約4時間ほど。そして国際バスに乗り、ペルーを目指します。クエンカからロハまでのバスは恐ろしく混んでて、立っている人も多くすし詰め状態でした。子供をおんぶして、4時間立ちっぱなしだったお母さんもいました。母は強しですね。
エクアドル~ペルー間の国境越えに関して、地球の歩き方には、ワギージャス~トゥンベスのルートが載っていますが、これはお勧めできません。私もエクアドルの宿で聞いたのですが、ワギージャスから国境までは歩いていかなくてはならず、その間に強盗に会う人が続出しているらしいです。その確率、50%以上らしいです。なので、トゥンベスに特に用のない人は、絶対にロハ~ピウラのルートを通りましょう。
ロハからペルーまでは、しばらく雄大な景色が続きます。
南米の大自然には圧倒されるばかりです。
バスで隣だったおばちゃんはすごくいい人だったのですが、なんと鳥のヒナをダンボールに入れてバスに乗り込んできました。どうやらヒナは複数いるらしく、延々とピーピー鳴き続けていました。
そしてしばらくすると、なんとダンボールを突き破りヒナが出てきてしまいました!狭い車内で、それはまさに地獄絵図‥。
パニックになる私をよそに、おばちゃんは平然とヒナの首をつかんで、何事もなかったかのようにダンボールに戻しました。そして一言、「あら、ごめんね。」
南米の女性は逞しいと痛感した一瞬でした。。。
南米(特にアンデス諸国)には、こんな貧しい家で暮らしている人がたくさんいます。彼らはいったいどうやって生活しているのか、本当に不思議です。
ロハから国境まで、なんと8時間近くかかりました。明るいうちに国境を越えたかったのですが、気がつけば真っ暗。。。
イミグレで手続きを終えると、担当のおじちゃんが日本語で話しかけてくれました。どうやら日系の方だったようです。やはりペルーって感じがしますね。
そして無事ペルー入国を果たし、国境付近の町、ピウラにたどり着いたのは午後10時ごろ。
本当はピウラには滞在せず、すぐに次の町のバスに乗りたかったのだけど、今日はもうバスがないと言われ、急遽宿を探すことに。
でも、私はピウラの情報も地図も持っていなかったため、ここがどういう町なのか、どこへ行けばいいのかまったくわからず、仕方なくターミナル近くの宿に泊まることにしました。ターミナルから宿までは徒歩で2~3分だったのですが、まったく知らない町で、夜全部の荷物を持って歩くのは本当に怖かったです。周りのおじちゃんたちも、「ここらへんは泥棒が多いから気をつけろ!」なんて言ってくるし。。。
そして、ペルーの通貨を用意してこなかったことを後悔。一軒目に行った宿では、ペルーの通貨(ソル)を持っていないと泊まらせてくれませんでした。二軒目で交渉の末、とりあえずドルで立て替えて、翌日ソルで改めて支払う、ということでどうにか泊まることができました。
国境を越える前に、必ずその国の通貨を用意しておくべし、という教訓になりました。
そうそう、エクアドルには、どの町にも必ず大きなバスターミナルがあって、そこにバス会社が集まってるんだけど、ペルーは各会社がそれぞれのオフィスを持っていて、そこからバスが発着するようになっているんです。なので、自分の行きたい場所のバスはどの会社で、オフィスはどこにあるのかをいちいち聞かなければなりません。非常に不便です。オフィスは夜には閉まってしまうので、ターミナル泊も出来ないし。
この状況、もう少しどうにかしてほしいですね。
次はピウラをちょこっとと、ピウラ~トルヒーヨ~ワラスの風景です。
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